翻訳と辞書
Words near each other
・ アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜
・ アンティフォナの聖歌姫 ~天使の楽譜 Op.A~
・ アンティフォン
・ アンティポス
・ アンティポディーズ諸島
・ アンティポデス諸島
・ アンティポロ
・ アンティポン
・ アンティポーン
・ アンティマコス
アンティマコス (ギリシア神話)
・ アンティマノ駅
・ アンティミウス
・ アンティモニー
・ アンティラモン
・ アンティル
・ アンティルギルダー
・ アンティルドーン
・ アンティルドーン 惨劇の山荘
・ アンティル・ギルダー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アンティマコス (ギリシア神話) : ミニ英和和英辞書
アンティマコス (ギリシア神話)[はなし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ギリシア神話 : [ぎりしあしんわ]
 (n) Greek mythology
: [かみ]
 【名詞】 1. god 
神話 : [しんわ]
 【名詞】 1. myth 2. legend 
: [はなし]
  1. (io) (n) talk 2. speech 3. chat 4. story 5. conversation 

アンティマコス (ギリシア神話) : ウィキペディア日本語版
アンティマコス (ギリシア神話)[はなし]
アンティマコス()は、ギリシア神話の人物である。主に、
*トロイアの武将
*ヘーラクレイダイの1人
のほか数人が知られている。以下に説明する。
== トロイアの武将 ==
このアンティマコスは、トロイアの武将で、ペイサンドロスヒッポロコス〔『イーリアス』11巻。〕、ヒッポマコス〔『イーリアス』12巻。〕、ティーシポネーの父〔スミュルナのクイントゥス、1巻。〕。
トロイア戦争のさい、最初にギリシア軍はメネラーオスオデュッセウスを使者として送り、メネラーオスはトロイア人にヘレネーの返還を要求したが、アンティマコスはパリスから報酬が得られると考えてメネラーオスの要求に反対し、さらにメネラーオスを殺すべきだと主張した。しかしこのために息子たちがアガメムノーンに命乞いをしたとき、聞き入れられずに殺された〔。
一説によれば、このときの扇動的な主張のためにアンティマコスはトロイアの議会から追放されたが、ヘクトールアイネイアースはアンティマコスと同様にヘレネーの返還に反対したとされる〔クレータのディクテュス、2巻23~26。〕。またアンティマコスの子供たちはトロイアを去ったヘレノスの説得に向かった帰りに、ディオメーデース小アイアースに捕らえられ、アンティマコスの発言のために石打ちにされて殺され、アンティマコスはトロイアから追放された〔クレータのディクテュス、4巻21、5巻4。〕。
== ヘーラクレイダイの1人 ==
このアンティマコスは、ヘーラクレイダイの1人である。ヘーラクレースの子クテーシッポスの子トラシュアノールの子で、デーイポンテース〔パウサニアス、2巻19・1。〕、アムピアナクスの父〔パウサニアス、3巻25・10。〕。
== その他のアンティマコス ==
*テスピオスの50人の娘の1人ニーキッペーとヘーラクレースの子〔アポロドーロス、2巻7・8。〕。
*木馬作戦に参加したギリシア軍の武将の1人〔スミュルナのクイントゥス、12巻。〕。
*ペーネロペーの求婚者の1人〔アポロドーロス、適用(E)7・27。〕。
== 脚注 ==

== 参考文献 ==
*アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
*クイントゥス『ギリシア戦記』松田治訳、講談社学術文庫(2000年)
*『ディクテュスとダーレスのトロイア戦争物語 ―トロイア叢書1』岡三郎訳、国文社(2001年)
*パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍渓書舎(1991年)
*ホメロスイリアス(上)』松平千秋訳、岩波文庫(1992年)
*高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店(1960年)





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アンティマコス (ギリシア神話)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.